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チュードル(チューダー)ってどんなブランド?

チュードル(チューダー)は1930年代、ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生しました。

創立者はロレックスの創始者でもあるハンス・ウィルスドルフ氏。ディフュージョンブランドとは普及を目的とし、知名度の向上や販売の拡大の為につくられた「廉価ブランド」のことです。当時ロレックス本社のあったイギリスでの市場拡大を目的に「一般庶民」向けに作られたブランドがチューダーでした。

ちなみにブランド名はイギリス王家の一つ「チューダー家」にちなんだものです。

チューダーの最大の強みは、低価格でありながら文字盤やリューズ、裏蓋といった腕時計の多くの部分でロレックスと共有パーツが使われてきた、ということ。特にロレックスの代名詞でもある防水ケース「オイスター」がチューダーに採用されているのは時計愛好家からも大きく評価されるゆえんです。

例えば「サブマリーナ」はロレックスのそれと見た目がほぼそっくり。

その他エクスプローラーIに似たレンジャーやオイスターロイヤルを踏襲したオイスタープリンスなど、ロレックスの高い技術力やデザイン性をよく吸収し、徐々に世界的な人気を獲得していきました。

チュードル スーパーコピー ヘリテージ ブラックベイ 79230B

カテゴリ チュードル
型番 79230B
機械 自動巻き
材質名 ステンレス
ブレスストラップ ブレス
タイプ メンズ
カラー ブラック
外装特徴 回転ベゼル
ケースサイズ 41.0mm
チュードルの初期のサブマリーナに使用されていた通称“イカ針”を採用した「ヘリテージ ブラックベイ」2016年発表のニューモデルです。
ダイヤルには現行タイプの「盾」マークがプリントされていますが、リューズトップにはヴィンテージ感の漂う「バラ」マークを刻印。
ムーブメントにはCOSC公認のクロノメーターを取得した70時間パワーリザーブの自社製キャリバー「MT5602」を搭載。
また1960年代までのロレックスやチュードルに使われていたリベットブレスレットが復刻されているのもポイントです。

一方で王家のバラをモチーフにした「チューダーローズ」や1970年以降にメインモチーフとして採用されるようになった盾モチーフなど、チューダーならではのアイデンティティがイイ、といった声が高かったことも事実です。

また、チューダーが本家ロレックスと劣る、と揶揄されないのは、1990年代以降特に顕著になった「独自路線」にあります。

ロレックスはブランドイメージを守るため、デザイン面での大きなチャレンジというのはあまりせず、オリジナルの形を継承してきています。

しかしながらチューダーはカジュアルデザインやカラフルデザイン、独自の復刻モデルなどを展開。
ロレックスと同じ技術力で、様々な味わいを楽しむことができる、という他社にはない強みを手に入れることとなりました。

かつて王冠マークが入っていたロレックスパーツには、今では盾マークが入ります。もっともこれは、「ロレックスが世界的企業となり、宣伝をしなくてよくなった」という側面もあるかと思いますが・・・

なお、2015年にチューダー自社で開発した自動巻きムーブメントMT5601を発表。
このように、チューダーは一個の時計ブランドとして、「ロレックスが買えないからチューダーを買う」層ではなく「チューダーファン」という購買層を全世界に広げているのです。


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