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見た目はレトロ、中身は最新。オトナ心にグッとくる温故知新な腕時計

古きをたずね新しきを知る。有り体だが、結局のところ、モノ作りの美点のような気がする。

なぜって、最新の技術によってわざと古びて見せたり、外見はオールドファッションなのに中身は最新鋭な腕時計が、こんなにも我々の心にグッとくるからだ。

TISSOT
ティソ/ティソ ヘリテージ バナナ
100年超の歴史を持つ名作がモダンな佇まいで現代に蘇る



SSケース、縦49×横27mm、クオーツ。4万3000円/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7361
腕に沿うようにカーブしたアール・ヌーヴォー調の縦長ケース。その湾曲ぶりから“バナナ・ウォッチ”と呼ばれた名作は実際に着用すると奇抜さは一切なく、むしろ男の色気を高めてくれる。

ダイヤル中央から放射状に描かれるアラビアインデックスやその書体がさりげない遊び心に変換される。本作では往時にはなかったSSケースを採用し、白ラッカーダイヤルと黒文字でミニマルなモノクロの世界を創出。無駄を削いだ風情もクールにキマる。

IWC
IWC/IWC トリビュート・トゥ・パルウェーバー“150イヤーズ”
デジタル表示の懐中時計を現代の技術で腕時計に再現



SSケース、45mm径、手巻き。250万円/IWC 0120-05-1868
ジャンピングアワー&ミニッツによるデジタル時刻表示は一見斬新に思えるが、実は1884年から1890年の間、IWCが懐中時計で実現していた機構だ。

「パルウェーバー・ポケットウォッチ」と呼ばれ、当時において画期的だったこのモデルを、ブランド創立150周年記念として腕時計に再生している。

それに際して、分表示ディスクを切り替えるための専用香箱を用意する最新技術により、高い耐久性が備わった。美しい多層ラッカーダイヤルとともにレトロデザインを堪能したい。

RADO
ラドー/トラディション1965 M オート
ビル群をイメージした都会の横角ウォッチ

世界限定1965本。SSケース、縦35(ラグまで含む)×横35mm、自動巻き。21万円[予価]/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7330
高層ビルが林立するマンハッタンのスカイラインにインスパイアされ、1965年に生まれた角形時計を現代の技術で蘇らせた。

ここまでエッジを立たせたケースが造形できるのは、ラドーの高い工作技術の賜物といえよう。ケースの各辺に対して3つずつ並ぶインデックスには、レトロの枠を超えた普遍の美意識を感じる。

HAMILTON
ハミルトン/カーキ パイロット デイデイト オート
ヴィンテージ飛行機の計器を匂わせる骨太な風情



SS(ブラウンPVD加工)ケース、42mm径、自動巻き。10万9000円/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7371
日に焼けたようなベージュ夜光塗料と、分表示が記された独特なダイヤルがなんともレトロ。ヴィンテージ飛行機のアナログ式操縦計器をデザインモチーフとするパイロットウォッチだ。

そのジャンルについても世界を先駆けていたハミルトンが、アメリカ初となる定期航空便の公式時計採用100周年を祝うモデルと聞けば、実に納得である。

コルムのアドミラルコレクションに新作モデルが登場

コルムのアドミラルコレクションから、オープンワークモデルが誕生した。「アドミラル エーシーワン 45 オープンワーク オートマティック」と「アドミラル エーシーワン 45 オープンワーク オートマティック トゥールビヨン」の2モデルで、それぞれチタンケースと18KRGケースの2種展開。日本での発売は12月を予定している。


コルム「アドミラル エーシーワン 45 オープンワーク オートマティック トゥールビヨン」
自動巻き(Cal.CO298)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。18Kローズゴールドケース(直径45mm、厚さ14.3mm)。30気圧防水。940万円(税別)。Tiケースモデルは840万円(税別)。
 ヨットに使われるナットを模した12角形のケースと、国際海洋信号機のデザインのインデックスを備えるアドミラルコレクション。これまで、ヨットデッキで使われる木材を用いた「エーシーワン 45」や、文字盤を取り払った「エーシーワン 45 スクレット」などユニークなモデルを生み出してきた。今回の新作モデルは、ブリッジをセーリングヨットのシルエットになるようにデザインし、同コレクションが取り組んできたヨットレースの世界観を新たな形で表現している。



国際海洋信号機のシルエットと調和するように設計されたスケルトンのブリッジは、セーリングヨットを表現している。写真のモデルでは、18KローズゴールドのケースにPVDコーティングを施したチタンベゼルを合わせている。
「オートマティック」「トゥールビヨン」モデルのいずれも3時位置にパワーリザーブインジケーター、9時位置に三脚巴のスモールセコンドを備える。また、トゥールビヨン搭載モデルでは6時位置で同機構の姿を確認することができる。「オートマティック」「トゥールビヨン」がそれぞれ載せるキャリバーCO 297、CO 298はこのモデルのために新たに開発しており、その姿をシースルーバックから眺めることができる。



コルム「アドミラル エーシーワン 45 オープンワーク オートマティック」
自動巻き(Cal.CO297)。39石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。Tiケース(直径45mm、厚さ14.3mm)。30気圧防水。380万円(税別)。18Kローズゴールドモデル は480万円(税別)。

ブランパン マリリン・モンローのカクテルウォッチへのオマージュ

ブランパンは、かつてマリリン・モンローが所有したカクテルウォッチに着想を得た華やかなジュエリータイムピースを発表した。その名にふさわしい優美なモデルは14本の限定品で、特別な女性の愛らしさや大胆さを讃えている。

ブランパン ウーマンバレンタインデー 2021 (BLANCPAIN Women Saint-Valentin 2021)


ブランパンにとってバレンタインデーは、フェミニンなレディスウォッチの限定版を発表する特別な時である。オーデマピゲ 時計 レディース2021年モデルは、マリリン・モンローがかつて所有していたブランパンの美しいイブニングウォッチからインスピレーションを得たもので、真のジュエリーと呼ぶに相応しい作品となった。アールデコ様式のホワイトゴールド製レクタンギュラーケースには、2個の大きなマーキスカット ダイヤモンドを含む84個のダイヤモンドが時に重なるようにセッティングされている。さらに、2個のハートが描き出されたマザーオブパールのダイヤルには、2 個のブリリアントカットダイヤモンドに加えて、ダイヤモンドとルビーのハートからなる2羽の美しい蝶があしらわれた。この時計の美しさはそれだけではなく、ブランパンコレクションに新たに仲間入りした長方形のキャリバー510 も必見だ。後者の曲線は、テン輪と香箱の対称性とともにツートーンの機械式ムーブメントに繊細さと視覚的な均衡を与え、ブリッジの面取りが柔らかく軽やかなアクセントを加えている。

新開発の角形手巻き『キャリバー510』



手巻き。23石。18KWGケース(35.00 mm x 16.00 mm)。約52時間パワーリーザーブ。30m防水。3,680,000円(税別)。世界限定14本。
この特別な「バレンタインデー 2020」ウォッチは 14本の限定エディションで、ブリリアントカット ダイヤモンドがセッティングされたピンバックルのカーフレザーストラップが合わせられた。

夏にふさわしいスウォッチの最新プロダクトライン「ビッグボールド ジェリーネオン」が登場

スウォッチのスケルトンモデルとして人気を集めるビッグボールドより、夏らしくポップなスケルトンとネオンカラーがコンビになった「ビッグボールド ジェリーネオン」が発売された。同モデルには「ネオングリーン」「エレクトリックイエロー」「ネオンオレンジ」「アジュールブルー」の4色が展開される。

ビッグボールド ジェリーネオン


スウォッチ「ビッグボールド ジェリーネオン」
クォーツ。プラスティック(直径47mm、厚さ11.75mm)。3気圧防水。1万2000円(税別)。
 内部のメカニズムがあらわに見えるスケルトンケースと半透明のストラップを組み合わせ、限りなく透明なデザインを採用したビッグボールドシリーズに追加された新作が「ビッグボールド ジェリーネオン」だ。同作は夏にふさわしいポップな4色展開となっている。

ますます充実してきた「ビッグボールド」コレクション
 1983年に創業したスウォッチは数々の話題を集めたコレクションを発表してきた。その中でも比較的新しいコレクションが2019年に発表された「ビッグボールド」だ。アーバンストリートのテイストを取り入れたコレクションの要となるのは47mm径のインパクトのあるビッグケース。コントラストを効かせた文字盤の3Dプリントやカラーバリエーションで個性を出す。スーパールミノバを使用した針は視認性も高く、ユニセックスで楽しめるデザインだ。リュウズが2時位置にデザインされているのも特徴のひとつである。

 そんなビッグボールドシリーズの最新作として登場したのがジュリーネオンである。時分秒針とインデックス、さらにピンバックル部分などに、ネオンカラーのアクセントが使われているのが特徴。アクセントカラーについては各色、下記のように公式サイトでアピールされている。

ネオングリーン


「爽やかなブルーアイスキャンディーのように鮮やかでクール。ブルーこそ夢を思わせる色」

 これらアピールからも明らかなように、各色のイメージは夏に向けてアイスキャンディーのカラーがキーとなっている。シリコン製のベルトの素材感とあいまって、たしかに懐かしいアイスキャンディーのイメージにつながる。

色鮮やかなピンクが目を引くルイ・ヴィトンの日本限定「タンブール モノグラム フューシャ & オレンジ 」

ルイ・ヴィトンのウォッチコレクション「タンブール」のオリジナルデザインを踏襲しつつも、シンプルかつ美しいフォルムを兼ね備えた「タンブール スリム」に、アイキャッチなカラーを纏った日本限定ウォッチ「タンブール モノグラム フューシャ & オレンジ」が登場した。



本製品は28mmと33mmの2 モデルで展開され、公式サイト、および 一部ルイ・ヴィトン ストアにて購入可能。
(左)ルイ・ヴィトン「タンブール モノグラム PM フューシャ & オレンジ」
クォーツ。SSケース(直径28mm)。ダイヤモンド計8個(0.02ct)。50m防水。40万円(税別 / ストラップにより価格が異なります)
(右)ルイ・ヴィトン「タンブール モノグラム MM フューシャ & オレンジ」
クォーツ。SSケース(直径33mm)。ダイヤモンド計8個(0.05ct)。50m防水。42万3000円(税別 / ストラップにより価格が異なります)
 インデックスにはヴィヴィッドなオレンジセラミックが配されたメゾンのロゴと数字、ダイヤモンドを組み合わせ、文字盤の中心にはフューシャピンクのモノグラム・フラワーモチーフがあしらわれた。この日本限定タイムピースのために特別に製作されたカラーのアリゲーターストラップとのコンビネーションによって、これまでのコレクションにはないフレッシュな印象で手元が華やぐだろう。