記事一覧

デザイン・機能・価格と揃った安定の腕時計ならカシオに決まり!


『ハミルトン』がアメリカ初の定期航空便(ワシントンD.C.~ニューヨーク間)の公式時計に選ばれてから100周年にあたる。当時は飛行機事故がたびたび起きていたが、その理由の1つが満足な計器類を備えていなかったこと。現在地や燃料残量の確認が難しかったのだ。そのため計器として信頼性の高い『ハミルトン』は、パイロットウォッチも製造していたのである。現行の航空時計は「カーキ アビエーション」としてラインアップしており、2017年からはレッドブル・エアレースのオフィシャルタイムキーパーに就任するなど、現在も航空界とのつながりを継続している。


『ハミルトン』が現在の地位へと上り詰めた要素に、前衛的なデザインと革新性がある。ロングセラーの「ベンチュラ」は、伝説的な1959年型キャデラックも手がけたインダストリアルデザイナーの鬼才、リチャード・アービブ氏によるもの。そのフォルムは1957年製としては斬新で、時のスターであるエルヴィス・プレスリー氏が『ブルーハワイ』(1961年公開)で着用したこともあって大ヒットを記録。以降、同社製品はたびたびハリウッド映画に登場する。またベンチュラは初の電池式時計であり、時計界に新技術を持ち込んだ歴史的傑作でもあった。

第二次世界大戦におけるアメリカ陸軍支給モデルの系譜を継ぐミリタリーウォッチ。リューズを時刻調整の位置まで引くと針が止まるハック機能は、兵士同士が時刻を合わせる際に使われ、「ハック」という掛け声で再スタートさせたことから当時「ハックウォッチ」と呼ばれた。直径40mmのステンレスケースに、モスグリーンのダイヤルと肉厚なキャンバスストラップをセット。標準持続時間80時間を誇るキャリバーH-10を搭載する。10気圧防水。自動巻き。